「パーマとカラー、どっちが先がいいの？？？」

アンジュールでもパーマとカラーの両方をしているお客様は多数いらっしゃいます。

そのようなお客様からよくこんな質問を受けます。

[speech_bubble type=”pink” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”お客様”]牧さん、いっつも気になってたんだけどパーマとカラーはどっちが先がいいの？？？[/speech_bubble]

 

今回はこの質問にお答えします。

 

パーマとカラー、先にやるべきはパーマです

アンジュールでは、カラーリングの内容によりますが原則パーマを先に行います。

理由は、

「先にカラーリングで毛先を染めた場合、その後にパーマ液をつけても髪の毛の結合が切れるときにカラーリングの色素が落ちちゃうから」

です。

 

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”nishizaki.jpg” name=”西崎”]てんちょ～、どういうことですか？？？[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”maki.jpg” name=”牧”]そもそもヘアカラーはまず1液に含まれる「アルカリ剤」で髪の表面のキューティクルを開くよね。その開いたところから1液に入っている「酸化染毛剤」と2液の「過酸化水素」が髪の内部に入って、脱色と染色を行う。これがヘアカラーの仕組み。[/speech_bubble]

 

（参照：キリヤ化学「髪の毛の染色と脱色の仕組みは？」より）

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”maki.jpg” name=”牧”]そしてパーマは1剤に含まれている「還元剤」で髪の結合を切断（＝還元）して、2液の「酸化剤」で先程切断した髪を再結合（＝酸化）させるんだよね。[/speech_bubble]

 

（参照：DEMI「vol.1　ケミカル講座－パーマのしくみ・基礎知識（１）」より）

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”nishizaki.jpg” name=”西崎”]なるほど～[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”maki.jpg” name=”牧”]つまり、カラーの後にパーマをしてしまうと、カラーでせっかく髪の内部に入った染料がパーマの1液を使って結合を切断した時に落ちちゃうことがあるってこと。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”maki.jpg” name=”牧”]って、かずも美容師なんだから当然知ってるよね！[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”nishizaki.jpg” name=”西崎”]・・・・・・はいっ、もちろん知ってます・・・[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”maki.jpg” name=”牧”]声小さっ！[/speech_bubble]

 

なので、カラーは根本だけ、パーマは毛先だけというようにカラーとパーマをつける場所が被らないのであればどちらが先でも支障はないです。

ただ、パーマとカラーをつける場所が重なってしまう時には先程の理由から必ずパーマを先に行っています。

 

「パーマの後どれくらい期間を空けたらカラーしていいの？？？」

もう一つよく聞かれるのが、

[speech_bubble type=”pink” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”お客様”]パーマをかけたら、どれくらい期間を空けたらカラーしていいの？？？[/speech_bubble]

 

どういう意図でその質問をしているのか聞いてみると。。。

[speech_bubble type=”pink” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”お客様”]一週間くらい空けないと髪が傷むんでしょ？？？[/speech_bubble]

 

と、ダメージを気にされて質問することが多いようです。

 

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”maki.jpg” name=”牧”]期間による傷みの違いなんてない！3日だから傷んで一週間なら傷まない。なんて事はないのでいつでもどーぞ[/speech_bubble]

 

が私の答えです。

 

アンジュールで「イオントリートメント」をして「水分チャージ＆イオンチャージ」してからの施術をする訳は、

★「薬液の浸透を良くしてあげれば短時間で出来る」とか「優しい薬剤でも施術できる」という理由です。

 

髪の毛はそもそも死んでいる細胞です。だから・・・

決してイオントリートメントしたからといって髪のダメージが０はありえません

 

髪の毛はそもそも死んでいる細胞です。

死んでいる細胞なので自己再生能力は０です。

 

だからこそ、いかに最小限の薬剤で施術するか？が勝負になる訳でして。。。

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”nishizaki.jpg” name=”西崎”]だから、シリコンや皮脂のコーティングを落として髪の毛をニュートラルにしてあげる「ディープクレンジング」や「ヘットスパ」をお勧めするんですね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”maki.jpg” name=”牧”]そういうこと[/speech_bubble]

 

参考になったら嬉しいです

最後まで　お付き合い頂き感謝です